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2009年11月11日 (水)

『神様のカルテ』

主人公は、信州のとある基幹病院で働く内科の先生book

夏目漱石の『草枕』を愛読書とし、細君のハルさんを愛する、少し風変わりな先生です。

自然豊かでのんびりした土地柄とはうらはらに、忙しい病院の風景dash

著者の夏川草介さんも、実際に、信州の地域医療に携わる方のようです。

読みはじめた頃に書店で、著者のサイン色紙を見かけましたが、そこには、

「カルテに書けない物語を書きました」

とありました。

患者さんを目の前に、症状だけを診て、さっさと薬を出して終わり…

そんな形ばかりの診察が多いなか、主人公の栗原先生はじっくりと患者さんと向き合います。

8年前に亡くなったうちの祖父が、家族と一緒に暮らしていた毎日でしたが、生前の日記には「寂しい」という言葉が目立ちました。

そして、今、祖母が入院していますが、お見舞いに行くたびに「孤独」な印象を受けます。

栗原先生のように、患者さんと心を通わせた会話をし、患者さんの意を汲んだ医療を心がけてくれたら…

人生の最期が少しでも幸せであるように、まわりの家族や、医師ができることを考えさせられました。

全体的には、ほんわかとした温かい色合いで、個性的で情の厚い登場人物たちがおもしろく、ホロリと泣ける物語ですconfident

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