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2011年4月16日 (土)

『私の名前は高城剛。住所不定。職業不明。』

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

著者:高城 剛

私の名前は、高城剛。住所不定、職業不明

一時期、ワイドショーをにぎわせた、高城さんの著書です。

おふたりの騒動(マスコミが勝手に、騒動にしていたようなものですが…)には、まったく関心がなかったのですが、それ以前から、高城さんの本を愛読している、という方が、この本を紹介していまして…。

「二十世紀が、テレビ、コンピュータ、デザインといった網膜の時代、目に見える時代だとすれば、これからの100年は神経の時代、目に見えないけど感じる時代、となります。科学技術的に道徳的に精神的に、今後100年かけて、自分のすべてと相手のすべてがわかってしまう時代が来るのです。…(中略)…だからもう、『悪いこと』や『隠しごと』は、ドンドンできなくなるのです。それが、世界を本当の意味で変えていくことになるでしょう。」

このフレーズに共感しまして、私も、一度読んでみよう、と思ったのでした。

発想や行動がユニークなので、読んでいておもしろかったのですが、農家のヨメである私としては、彼の農業に対するビジョンが、またおもしろいと思いました。

自分でなんでも作ってみたい思いで、クリエイターとして、今まで仕事をしてきた高城さんですが、一度も食べ物を作ったことがないことに、気づいたそうで…。

「ビルでも家でも壁を使って水耕栽培の棚を組み、生活排水を微生物で処理して、その栄養水として循環できれば、下水という概念が一変する。間違いなく地球上で先進的都市に住む人が栄養価の高いものを食べているわけで、そのトイレからの排水をバイオで浄化して、壁自体に水が循環するシステム。…(中略)…いつか東京の高層ビルの壁面がすべて畑になる日が来たら、どんなに楽しいだろう。食べられる都市、エディブルシティ東京。」

高城さんが、いちばん伝えたかったことは、この部分ではないでしょうか…。

「自分と話すこと。例えば、人生の分岐点に立ったときに、情報を集めるのではなく、徹底的に自分と話すんです。突き詰めていくと、やる/やらないとか、最終的に答えは二つくらいに絞られる。そこでとことん真剣に考えるんです。真剣に考えた末に結論にたどり着いたら、その自分の直観を信じることが大切。理屈より直観なんです。

みんな、グーグルとか情報に頼りきっているけど、それは、二の次。あくまで直観の後に理屈を補強するための便宜的手段なんです。だから、サーチエンジンを使う前に、どれくらい自分と向き合って、どれくらい創造できたか、が勝負なのです。自分と話すことは、実は本当に大変なことです。しかし、人に頼らず、自分を知る努力をすることが、いま、一番大切な時代なのではないでしょうか。」

「大切なのは、自分自身と真剣に向き合うことに他なりません。そのためのキッカケにこの本がなってくれるととても嬉しいと思います。」

マスコミは、このたびの結婚&離婚のことだけを取り上げて、おもしろおかしく報道し、私をゲンナリさせたのですが、この本を通じて、彼の哲学に触れ、すごく共感したり、おもしろかった部分が多かったので(お母さんが茶道の家元、というのにもびっくりしました)、私のなかでバランスがとれたように、感じています。

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