2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のトラックバック

« たくましきかな、子どもたちの世界 | トップページ | ないしょ、ないしょ! »

2011年10月28日 (金)

『ちゃんと泣ける子に育てよう』 6

(『ちゃんと泣ける子に育てよう』…大河原美以著より)

5 子どもの怒りや悲しみ不安も抱きしめよう

不快な感情がいっぱいになって、泣いたりすねたりぐずったりしているときに、放っておかれると、その子は、自分一人の力でその危機から脱出するようになります。

それは、まあ、たくましく育つと言えなくもありませんが、自分一人で生きていかなければならない子は、闘争モードになって、たたかいながら生き延びていくということになりますよね。

幼い子どもが自分を守るために、必死に攻撃的、乱暴になりながら生きていくと、結局はそれをまた叱られて、だめな子、悪い子というレッテルが貼られてしまうことにつながりますから、かわいそうなことです。

幼いうちにはきちんと保護されるということが思いやりのある子に育つために必要なのです。

誤解のないように、少し付け加えますが、いつでもなんでも抱え込まなくちゃいけないという意味ではないんですよ。

「抱きしめる」という言葉には比喩な意味もあります。

子どもが興奮しているときに、刺激をするともっと興奮してしまうようなとき、そういうときは少し、距離をおいて放っておくということは必要です。

でも、そのようなとき、あたたかい気持ちで見守りながら側にいることはできるわけで、それは比喩的な意味で抱きしめていることになります。

つまり、放っておきながらも様子を見て、子どもを抱き寄せるタイミングを計っているのです。

ところが、親自身が子どもに怒りを感じて、子どもの顔を見たくないと思っている状態で放っているときには、子どもは安全を得られないので、怒りや憎しみや悲しみを安心して抱えていくことができなくなってしまうわけです。

(次回「子どもから学べばよいのです」につづきます)

 

« たくましきかな、子どもたちの世界 | トップページ | ないしょ、ないしょ! »

まるままの本棚」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1209300/42675588

この記事へのトラックバック一覧です: 『ちゃんと泣ける子に育てよう』 6:

« たくましきかな、子どもたちの世界 | トップページ | ないしょ、ないしょ! »