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2014年6月 9日 (月)

育児は言葉を尽くすこと!?

5月28日に、『キレるまる子』という記事を書きましたが…pen

最近、よくキレる(怒っている)まる子のことを、新しい学校生活がはじまって、疲れていたり、緊張したりしているからかな…、なんて思ったのですが、別の意見もありましたので、紹介したいと思います。

ここのところ、よく登場する『母になる旅』(著者、浜文子)から引用です…。

私は、いま時分の子が、キレるだのキレやすいだのと評されるたびに、祖母との時間を思い出します。

(中略)

母が、日常の忙しさに追われ、立ち働きながら、横目で私たちの行為を捉えては、

「玄関の靴!靴のぬぎ方をみてごらん!」などと一喝すると、祖母はすぐに、「ちょっとここへおいで…」と、長火鉢の前から私を手招きし、母の言葉のあとを引き取り、母の叱声の勢いをそっと紡ぎ直すように静かに言いました。

「玄関のはきものは、戸口のほうにつま先を向けて、きちんと左右並べて揃えておきなさい。

よその人が、玄関を開けて家へ入ってきた時に、家族の靴が、みんなバラバラにあっちこっちへ飛んでいるのは、本当に恥ずかしいことなんだよ。

靴を脱いだら、必ず振り返って、自分の靴を揃えて、それから家に入りなさい。

その時は、真ん中に置かず、端から順にね。

ついでに、家族のみんなの靴や下駄も並べてやりなさい。

履物を揃えておくと、靴や下駄は喜んで、次に外へ出かけるときに、怪我のないようにとしっかり文子をどこへでも運んでくれる。

右も左も、てんでバラバラに放り出された靴は、次にどこかへ行くときに、文子を連れて行くのが面倒くさくなって、きちんと歩かせてくれないんだよ。

石につまずいたり、道に迷ったり…ね」

母の一喝のあとを引き取り、孫を慰めたり、励ましたり、諭したりするのは、祖母の役目ということが多かったものです。

(中略)

祖母は繕いものをしながら、同時に孫の私の日常に、振りかかる物事への混乱を、一つひとつ言葉で繕っていました。

言葉が静かに幼い胸の奥にしみ入り、叱られたことも、情け無かった出来事でできてしまった心のほころびも、裂け目も、穴ぼこも、少しずつ繕われていきました。

キレる子、キレやすい子どもたちとは、きっと日常に起こるさまざまな出来事について、そのことの整理、整頓をていねいに言葉を用いて繕い直してくれる大人を、まわりに一人も持たなかったのではないかと、そんな気がしてなりません。

(中略)

キレる子を一人でも減らすためには、成育歴をさかのぼって分析する研究よりも、目の前の一人ひとりにていねいな言葉の当て布をし、心をかがり、繕うことが先決、且つ近道だと思います。

そうだったなぁ~…。

私も、最近、まる子に対して、

「ダメsign01

とか、

「いけないよっsign01

などの一言で、終わらせてたかもしれないなぁ~…。

感情を優先させて、言葉を省くことで、まる子の心をささくれだたせていたなんて、気づかなかったなぁ~…。

言葉を尽くすことって、大事なんですねconfident

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